ある占い師は「手の平には自分の人生が凝縮されている」といった。
感情線から性格を言い当て、結婚線からは結婚年齢と離婚回数まで言い当て。
占いとは統計学の一種であるが、その統計的傾向とやらが結構地味に的中するのだ。
「手の相は年齢と共に変わる」という言葉を聞いたことがありますか?
実は手相が変わるという認識は若干語弊があり、手相が単独で独立して変化し
ていくのではなく、自分の物の考え方や生活習慣が変わって、価値感の変容をきたすと
手相を見たときの占い結果が変わるのです。
大きな苦難を乗り越えて人に心からの柔和な思いやりを持つことを知った人間は
感情線が穏やかに変化するだろし、
着たい洋服があって減量に成功して綺麗になった途端、異性運に影響が出て
結婚線が濃くなる人もいるだろう。
またまた周りに大病をした人間がいて、自分自ら健康管理にストイックになったとき、
生命線にも良い影響が出るだろう。
つまり、手相が勝手に変わるのではなく、自分自身が変わるから手相が
変わっていくのです。
自分に起こる出来事というのは、自分の行動の積み重ね結果によって起きた結果である。
なのに人間は不思議なことに、幸福が偶然に突然舞い降りたかのような感覚を持ち、
不幸に突然に見舞われたかのような錯覚を持つ。
手相とは予め決められた自分の運命を知るためのものではなく、
自分がどんな種を蒔いて生きてきたのかを知るアイテムなのである。